活性酸素と老化 (1)


活性酸素は老化の元凶?ポリフェノールが戦ってくれる

人体の老化につながる原因の1つに、活性酸素を挙げることができます。したがって、活性酸素が増加するのを防ぐことが、老化の防止につながるのです。

活性酸素を除去する働きをしている成分は、抗酸化成分と呼ばれています。ただし、抗酸化成分にはさまざまな種類があるため、きちんと理解しておくことが大切です。抗酸化成分には、水溶性の成分と脂溶性の成分、そして両者の中間的な構造を持つポリフェノールがあります。

水溶性の抗酸化成分は細胞膜の内外にあるのですが、体内に貯めることができない点に注意しなければなりません。一時的に補っただけでは不十分なのです。定期的に摂取するように努める必要があります。たとえば、ビタミンC・ビタミンB群・ペプチド・水素水を摂取することが有効です。

これに対し、脂溶性の抗酸化成分は細胞膜を中心に働く成分です。細胞を活性酸素から守るために欠かせません。ビタミンE・コエンザイムQ10・リコピン・を摂取することが大切です。

アンニュイな美人

ポリフェノールは水にも脂にも溶けやすい性質を持っています。カテキン・大豆イソフラボンの摂取が重要です。

抗酸化成分は、肌の老化を防止する作用を持っているため、積極的に摂取することが大切です。人間の肌は、年齢が上がるにつれてハリが失われるようになり、シワが増えてしまいます。体内には、もともと活性酸素を抑制する成分があるのですが、30歳を過ぎる頃には激減してしまうため、意識して抗酸化成分を補っていくことが必要になるのです。

肌の老化が進んでしまうと、シミ・シワが出てくることが多くなるだけでなく、健康を害するようになってきます。活性酸素というのは、肌の状態を悪化させることで知られていますが、最悪の場合はがんの原因になることもあるのです。しっかりと抗酸化成分を取り入れるようにすることで、健康的な生活を送ることができるようになります。

活性酸素は、紫外線やストレス、食生活の乱れによって増加します。そこで、生活習慣を整えていくことが不可欠です。その上で、活性酸素を除去する働きを持つ抗酸化成分を摂取してくようにします。

アンニュイな美人その2

抗酸化成分を摂取するためには、どのような食品に含まれているのかを知る必要があります。最も抗酸化作用が強い食品として挙げられているのは、アミノ酸やビタミン、食物繊維を豊富に含むバナナです。また、アントシアニンが含まれるナスにも抗酸化作用があります。ビタミンCが多く含まれるレモン・いちごなどの果物を食べることも有効です。飲み物としては、ポリフェノール・カテキンが豊富に含まれるお茶を挙げることができます。

また、注目を集めるようになっている抗酸化成分として、リコピンを挙げることができます。リコピンが多く含まれているのは、スイカやトマトです。その他、香味野菜を食べることも大切です。たとえば、ニンニクやショウガ、ネギなどがあります。

ポリフェノールは、ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリーなどの、いわゆるベリー類に多く含まれています。冷凍のベリー類を用意しておけば、ちょっとした間食代わりで食べることもできてよいです。